Uえい

看護婦日記 獣じみた午後のUえいのレビュー・感想・評価

看護婦日記 獣じみた午後(1982年製作の映画)
3.0
設定が尖りすぎていて気になったので見てみた。

ある病院の院長はドリームリングという装置を発明する。女性器に入れる事で夢を録画でき、フロイトやユングの夢分析の精度が上がるという代物だ。しかし、院長は不倫関係にあった看護婦と心中してしまう。

そんな中、あるカップルがセックス中の事故で病院に運ばれる。男はすぐ退院できたが、女はセックス恐怖症になってしまい、ドリームリングで治療を受けることになる。

SFと思いきや、自殺した看護婦の怨念なども絡んできて、訳がわからない。看護婦のネックレスの鈴によって主人公が催眠状態で夢遊するが、シンセサイザーのBGMも合わさって、さながらフェノミナのようだった。

夢の中の濡れ場は幻想的だし、四人で乱交するシーンは複雑に絡み合い、古代ローマの彫刻の様だった。日活ロマンポルノの底力恐るべし。
Uえい

Uえい