シャークウィザード

ランドシャーク / 丘ジョーズの逆襲のシャークウィザードのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

遺伝子操作により陸を泳ぐよう進化した殺人ザメとの激闘を描いた作品。予想以上に面白かった!
全身を見せる時はしわくちゃで愛嬌のある姿、顔のドアップの時と全然姿が違うけどアリ。あと海中を泳ぐ姿は妙にリアルで本物のサメと言っても過言ではない。
獲物を狙う時は唸り声と魚眼で撮ったような映像に変わるので分かりやすい。人形みたいな姿でいきなり画面横から飛び出すのは笑っちゃう。

ランドシャークが脱走したから退治するというのが主な内容。ランドシャークを倒すのに使うレーザー銃がいかにもプラスチックのオモチャといった見た目でこれまた面白い。

序盤でフォスターが部屋でサメの研究をしているけど、あんな小さい水槽に入って身動きとれなかったら死ぬだろ…サメ!
主人公が白衣姿の研究員から黒で揃えたサメハンターに変わると印象もガラッと変わって驚いた。
コントローラーみたいなサメ探知機もよく分からないし、音も合わさってシュールだった。
囮作戦が決まって快勝した1匹目との戦いも面白いけど、2匹目との戦いが特に好き。肋骨と片足をやられてるのに包帯でクルッと巻いたら何事もなかったように動けるのだから、二人共強靭だ。川での最終決戦は横向きに浮かんで来るサメ、レーザー銃での攻撃、電流、爆発と見応えがあった。

タイトルのランドシャークだけで終わらせず、さらに一ひねり加えてきたのには驚いた。
「俺自身がサメ人間になることだ」からの変身した姿が不気味だけど弱そう…!実際弱いし!個人的には好きだけども!
「このフカヒレ野郎!」罵倒にもセンスを感じた。

インタビューを受ける漁師の役でポロニア監督出てるじゃん、何やってるんですか…!?