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ストリッパー殺人事件
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『ストリッパー殺人事件』に投稿された感想・評価

horahuki

horahukiの感想・評価

3.5
なんで私がストリッパーに!?

殺されたストリッパーが所属していたストリップ劇場に潜入捜査するために無理矢理ストリッパーデビューさせられた女性捜査官が、最初は嫌々だったのに段々とノリノリになっていって転職を真剣に考え出すジャーロよりなミステリー。

レンタル開始したので取寄せして借りてきました。ストリップシーンが合計15回ほどあるという尺稼ぎ感と、ロジャーコーマン製作なだけあって低予算感が溢れ出ていましたが、お話は面白かったです。ちなみにデパルマの『殺しのドレス』のパクリ映画のようです…だからそれなりに面白かったんかな。本家の方はフィルマ始めた時にclipして完全に忘れてましたが(笑)

主人公のコディがストリップ劇場のアマチュア大会に出演するもんだから、捜査のフリして(捜査もしてるんだろうけど)署の警察たちが全員ストリップ見にきてるというアホらしさ。

コディの方も最初は嫌々舞台の上でテキトーなダンス踊ってたんだけど、囃し立てる観客の男たちに良い気分になってきて結局大会では優勝。劇場経営者からは君を雇いたいと言われる始末。本人も「男たちを刺激すると自分も興奮する。それが面白いの。」とかストリップ論を語り出すというノリノリ具合。

犯人の顔を見せずに、残虐な方法で殺されていく美女たちを捉える映像はジャーロのようだし、特に第一の橋の上から突き落とす殺人なんてやり口は全く違うにしてもアルドラド監督の『硝子人形の短夜』の舞台演出を思わせる。恐らくジャーロから強く影響を受けて作られたのだろうと思います。

肝心のミステリについては、大オチは全く気づかなかったけど、「まぁそうだろな」っていうところに落ち着いてしまったけど、警察という男だらけの職場で男に命令された通りに嫌なこともやらないといけないという抑圧環境の中で、今まで命令する側だった男たちを「女」を武器に魅惑していくことに快感を覚えていくコディの描き方は面白かったし、本作の一番の見どころだったと思います。男なんて役立たずで、強いのは女だという強い女性像を根底に置いた物語は爽快感がありました。
1987年 アメリカ🇺🇸

みんなのロジャー・コーマン制作総指揮のゆる〜い感じの犯罪物スリラー

『キャリー2』のカット・シア・ルーベンが監督
主演はデヴィッド・キャシディーの最初の妻、ケイ・レンツ

ロサンゼルスで殺人事件が発生、被害者がストリッパーだった事から真相を突きとめる為女性刑事が彼女の職場へ潜入捜査

ストーリーはどうあれ
潜入先がストリップクラブなので結構頻度でストリッパーさん達のダンスが見れます
しかも尺長め‼︎
本物の方も出演されていたようでダンスシーンは見応えあります
アクロバットのようなダンスもあり!
エロさよりも何故かかっこよくみえます

潜入捜査官さんもなかなかの美ボディを披露❣

彼女の相方のヘアスタイルがマレットで🤣
時代を感じますね
マイリー・サイラスのお父さんも昔はこの髪型でした

ツッコミどころだらけのグダグダ展開
犯人も大体途中でわかっちゃう
ストーリーに新鮮味がある訳でもないのですが💦
でもそんなに酷いと思わないのはコーマン作品だからなのか…

本作はどうやらヒットしたらしくPart2が作られてます
hideharu

hideharuの感想・評価

2.1
2019.11.18 DVDで再見。
日本では劇場公開されているし、DVDも発売されているのにこのレビューの少なさ。

ロジャーコーマンのコンコルド製作の安いサスペンス映画。
監督はカットシアなので出来は知れている。未だに彼女が「キャリー2」の監督に抜擢されたのが分からない。
そして今調べてみて分かったけど何と本作にはパート2があるらしい。この映画は多少はヒットしたと言う事なんだろうか。

映画が始まって早々にもしかしてこいつが犯人じゃないかなって奴が出てくる。
編集も悪くて何だか展開もよく分からない。とにかくストリッパーが殺されて女刑事が囮捜査的にストリッパーとして潜入するも彼女らの生き様に感化されていく。
と言っても全然ドラマチックでも無いし、サスペンスも盛り上がらないです。

何故かと言うと映画の半分以上がストリップパホーマンスに割かれいるから。
ただ自分はこの映画を見る前はストリップってただ身体をクネクネさせながら服を脱いでいくだけかと思っていたけれどフラッシュダンスかと思うような結構凄い動きをするのに驚いた。そう言った意味では新しい発見だったと言える。

まあそれだけの映画です。