わたしの六月はゾンビ月間。
ロメロ系ゾンビを続けて観たので、もう一本ロメロだ!・・・と、ジョージ・A・ロメロの息子が制作に名を連ねているゾンビ映画を手に取った。
まぁアルバトロスだし、ジャケットの真ん中に大きくドーンな美女は主人公ではない。
右腕の下あたりのヒゲの青年が主人公。
オチありきな作品なんだろうね。
ありそうであまり見かけないこのオチが、より引き立つため・・・逆算してのゾンビ鏖殺シーンなんだろう。
大事なのは、ゾンビを殺してころはして殺しまくることではあるが、意味もなく殺したのではテーマがぶれる。
戦う目的がしっかり現れていれば、そこへ至る道筋は枝葉なので語る必要がない・・・という判断かしら。
設定はないことはない気はするのよね。
主人公が投獄されていた理由も、眼帯のゾンビ使いも。
そこは重要ではないことを伝えるためにあえて語らなかったのかなと(なら、そもそもそんな変な奴出すなとも思わないでもないが)。
付き合い始めた恋人とデートの直前に親友と投獄された主人公。
その間に街はゾンビで溢れ、警官とともに警察署を拠点に生存者保護の活動に精を出す。
離れ離れになった恋人を見つけ出すために・・・。
農場に押し寄せる大量のゾンビを、アメリカの巨大農業のコンバインで刈り取っていく・・・コンバイン+ゾンビのゾンパインとか、いいツボ刺激される。
DVDのジャケットに書かれているあらすじは、語りすぎな気がするので読まないで鑑賞したほうが楽しめるとは思う。
ここに書いても遅いかもしれないが。