トロイとスパルタという国の間には争いが絶えなかったが、ようやく両国の間に和平が訪れようとしていた。そんな時に、トロイのポンコツ王子パリスはスパルタの人妻王妃のヘレンに恋をし、自国へ連れ帰ることに。それが引き金となり、再び大きな戦争に発展することになってしまう。スパルタの豪傑アキレスは、自身のために権力を利用する暴君に飽き飽きし、戦う意味を見失うのであったが…。
細部にまでこだわった描写や、なんといってもこのスケールでの描き方は凄いと思う。戦闘シーンとかの音楽もいい感じで緊張感を出してました。
ただ、この映画は見ていてイラッとするポンコツの弟と強欲な王様を除き、中立的な感じで描かれているので、悪人がいないんですよね。なので、序盤からトロイ側もスパルタ側も負けて欲しくないって思ってしまって、どちらが勝っても、エンディングとしては切ない感じになってしまったかなと思います。
世界史スーパー疎いので、よく分からんのですが、これって古代ギリシャとかのお話なんですよね？そこら辺の時代背景とか知ってたらもっと楽しめるのかもですね。
