海水

血染の代紋の海水のレビュー・感想・評価

血染の代紋(1970年製作の映画)
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仁義なき戦いより数年前の作品。タッチが似ている。けど、よくある任侠映画の風味も残っている。文太はもちろん綺麗だったけど、たっつぁんがマジで美しかった。他のキャストも懐メン揃いで嬉しかった。
兄貴(鶴田浩二)が美女と再会を果たすバーのシーンで、ガックリと落ち込んでる黒人がいて絵面が強烈すぎてめちゃウケた。当時「ミナト横浜は外国人がいっぱいいるじゃん」的なノリで外国人エキストラを入れたんだろうけど、画面のど真ん中でありえない位グッタリしてるから、話が全然頭に入ってこない。美女もグッタリブラザーほったらかしで久々に会えた男にもたれかかったりしてたけど、あのあと無事帰れたことを祈るばかり。
あと、昨日まで入院してた人(完治してない)に急に殴りかかったりするたっつぁんは鬼かと思いました。
ストーリーは地上げの話です。脚本に大学時代の先生の名前が。優しく穏やかで、ハチャメチャやっても怒らず見守ってくれる先生だったと記憶してます。
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