いわやん

血染の代紋のいわやんのレビュー・感想・評価

血染の代紋(1970年製作の映画)
3.6
深作欣二監督。

梅宮辰夫、菅原文太主演

昭和40年、港に再開発の話がわき出て、そこに立つ倉庫の利権を浜の組と東京の組が争う。

深作欣二の作品としては、「仁義」以前の作品で、若い梅宮や菅原を主役に押さえて、鶴田浩二を重要な役に据えて、東映ヤクザ作品の王道路線の仕上がりで。
その中に、格闘シーンを手持ちカメラで追いかけたり、弟分の死にメソメソ泣く菅原文太組長に、深作欣二らしさが。

ちなみに、劇中で黒人ボクサーの役のケンサンダースと言う人が気になり、調べてみるとびっくり!
若い頃は、沢山の映画、テレビに出演されていて(観たことあると思いました。)、ナレーターとしても最近の作品にも(CMからきかんしゃトーマスまで)沢山ありました。
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