がおしん

女と男の観覧車のがおしんのレビュー・感想・評価

女と男の観覧車(2017年製作の映画)
4.0
オープニングのレトロな音楽でウディ・アレンのいつもの世界に引き込まれ、1950年のコニーアイランドに浸ることができました。
ウディ・アレンならではの上流階級の華やかさはこの作品にはありません。でも、相変わらず人間のエゴが滑稽に描かれていて楽しめました。設定が現代だったら重すぎて観るに耐えないかもしれません。
ただ、今年もウディ・アレンの作品を鑑賞できたことを喜びたい反面、彼は社会的制裁を受けるべきで、私は彼の作品を受け入れてはいけないのではないかという思いもあって、これまでのように心から楽しめないのが残念。
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