このレビューはネタバレを含みます
松本俊夫監督作品。109分。
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、中井英夫『虚無への供物』と並ぶ日本探偵小説三大奇書の映像化作品。
ラストが冒頭に繋がるという、終わりがない堂々巡りな内容だった。
呉一郎…
え…凄まじく良かった…
原作は読めていない(一度挫折してそのまま)のだが、かなりこの作品のおかげで原作の解像度が上がる気がする。近々この映画体験を忘れないうちに原作に再チャレンジしたいと思う。
松…
本日の巣ごもり鑑賞。
原作の怪奇性を桂枝雀、室田日出男の両優が怪演、見事に描き上げている。
何が事実で、何が正しいのか、現実と幻想の境目はどこ、と、観る側に隙なく問いかけてくる。
観てはまる作品、再…