このレビューはネタバレを含みます
最初に家に帰ったところが最後のシーンから繋がっている。普段の生活にもどって家に帰ると、風呂場から出てきた女性を前に何が起きているのか、また繰り返しているのではないかの不安からの「どうした？」の一言。
風呂場に入って左のバスタブを一瞬確認し、どこに戻されたのかを確認。もちろんバスタブには何もなく、妊娠検査薬を見て悟るのである。妊娠検査薬の結果に対して「ウソだろ」と発言されているのと思われがちであるが、これは戻されたことに対する発言。
会話からは分かりづらいが、女性を送り出すところまでがラストシーンからのつながりのようだ。
「こんなことになって残念だよ」
「でも切り抜けられる、きっとね」
「チャンスはまた来る」
2度目の鑑賞でよく意味がわかるシーンである。
