このレビューはネタバレを含みます
麻薬密売の手伝いをしている主人公は足を洗い、パートナーの女性と幸せになるために薬を持ち逃げして逃亡することを企てる。
パートナーの妊娠が発覚し、出発前に揉めたため追いかけに行くが、パートナーは
「撃ち殺されたのになぜ生きているの！？」
という……ここからループが始まる。
何度も失敗して何度も死を迎えながら、パートナーも自分も死なない未来を手に入れるために試行錯誤するのはよくあるループものだけど、途中で主人公がもう1人の自分と出会ったり、おや？何かが違うぞ、となる。
ラストで(恐らく)世界がループしていたのではなく、複数の並行世界が交差していたと思われる描写があり、納得！そして驚愕しました……。
いい意味でやられた、と思った作品。
