抹茶マラカス

アイムクレイジーの抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

アイムクレイジー(2019年製作の映画)
3.6
今日がラストライブ。そんな主人公が桜井ユキ演じる離婚間近の女性に轢かれるところから始まる。
「なんでお前は音楽をやめるんだよ?」という問いが突きつけられながら、偶然の出会いから生まれたつながりの物語を紡ぐ。
荒い画質と眩しい光が印象的で、桜井ユキが素晴らしかった。もっと彼が音楽をやめるとこへの甘さとか、現実のままならなさのとこにフォーカスして欲しかったが、ある種の一晩の夢みたいな出来事、としての寓話だと思うと良い後味。