リラリオ

いつも心はジャイアントのリラリオのレビュー・感想・評価

いつも心はジャイアント(2016年製作の映画)
3.6
感動させまっせ臭プンプンで観る気になれなかったが北欧映画だし観てみっか→観始めて5分、あれ違うぞ→鑑賞後、変に勘ぐってすみませんでした…
リカルド…狭頭症、弱視、虚弱体質、会話は単語のみ。父親不明、母親は精神疾患。施設で生活。ペタンクの選手。辛い時自分が巨人になる空想をする。
サークルの中から鉄の玉を投げ点数を競う競技、ペタンク。練習中、隣のゲームの玉がリカルドの頭に直撃。意識不明に…今日まで生きていられたのマジ奇跡、ちょっと触ってみぃ!意識のないリカルドの頭やら体を触りまくる医者達。意識を取り戻す。ペタンク相棒のローランド見舞いに→誕プレにツッギをおねだり。退院後、施設の仲間と魂の演奏。夜遅く部屋で鉄の玉を投げまくり玉を没収され、マジしょげリカルド。ペタンククラブ総会、クラブ競技場では酔っ払い客大騒ぎ。北欧選手権INコペンハーゲンに出る気満々のリカルドだがクラブ運営陣、あの事故が原因でリカルドの出場は許可できないと言い出す。怒りのローランド、運営陣とバトル!収集つかず総会はカオス、競技場も酔っ払い客に滅茶苦茶にされる。リカルドとローランドは2人で大会に出場することにする。チーム名はスッギ。ちょっとイケてる風の北欧チャンピオンの映像を観てお勉強。お疲れのせいでお絵描き中リカルド気を失う。そして30歳の誕生日を迎え施設抜け出しチャリ暴走、ママが暮らす施設に忍び込む。ママの部屋の前でハーモニカ演奏、絵とペタンク大会トロフィーを渡すがまた気を失う。誕生日会、しょんぼりリカルドだったがペタンククラブの仲間サプライズ登場。金色のペタンクの玉をプレゼント。スッギ!スッギ!テンションが上がるリカルド。大会へ、いざ出陣!隣でビーチバレーの大会、キッチキチの狭さ、寸足らずのコート、ボールが飛んでくるマジ劣悪な会場…激戦を制し決勝へ。相手はイケてる風デンマークチーム。隣のやかましいパーティー状態のビーチバレー決勝と対照的なペタンク決勝戦。リードを許すチームスッギ。リカルドのスーパーショットでなんとかピンチを防ぐ。デンマーク野郎のショット、飛んできたバレーボールが当たる。無効か有効か揉めるが、有効に。スーパーショットを連発し形勢逆転。イライラデンマーク野郎がリカルドの玉をビーチバレーのコートに投げる。危ねぇな!怒るビーチ選手と観客。早くコートから出ろやと観客がピザかホットドッグかわからん物を顔面にぶつける。倒れるリカルド、そのまま帰らぬ人となる…巨人の自分とご対面、チョリース!そしてママにやっと会えたリカルドなのでした。
映像がドキュメントタッチで良かった。鉄の玉を頭に食らっても大丈夫だったのにまさかの炭水化物直撃で死を迎えるとは…予想外でした。
ところでスッギとはなんぞや…謎のまま終わりました。
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