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夜が明けるまでのjuriのレビュー・感想・評価

夜が明けるまで(2017年製作の映画)
5.0
コロラド州の小さな町に、共に伴侶を亡くして1人で暮らす高齢の男女がいた。妻に先立たれ、ほどほどに周囲と付き合いを保ちながらも孤独を選んで生きているルイス(ロバート・レッドフォード)の家に、ある夜突然の訪問者が現れる。近所に住むアディー(ジェーン・フォンダ)だ。自身も夫に先立たれて独居の身の彼女は、ルイスに毎晩一緒に寝ることを提案する。

途中、アディーの孫が現れたり、お互いの人生の後悔を語り合ったり、はたまた若い夫婦のように旅行に行ったり。
この時間終わらないで〜と願ってしまうくらい、優しくて誠実な時間。
最後、アディーがある決断をするんだけども、お互いのこれまでの人生にリスペクトを払っているからルイスもそれを尊重する。
ラブストーリーなんて言葉ではまとまらないくらい、なんだろう、慈愛の物語?でした。
主演2人の実際の生き様が姿勢や眼差しに表れていて、いい映画見た〜って幸せな気持ち。
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