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夜が明けるまでのmorutekaのネタバレレビュー・内容・結末

夜が明けるまで(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

大人は難しい。
自分の感情だけで生きていけない。
子供はいつでも親に聖人君子を求める。
特に男は。
ルイスの娘とアンディーの息子はわかりやすい対比。
自由に生きると思いながらもやはり母は母に戻る。
隣にただいてほしい。それは誰でも同じこと。
けれど息子は母にそれを許さない。
いつまでも自分のモノだと思う。

一緒にいたいと言うルイスに
「これは家族のことだから無理なの」
という台詞はいやだったな。
勝手な言い分だろうと。
それまでの彼女を一気に崩してゆくシーンだった。

最後の電話のシーンで救われた。
きっと二人に新たな新しい夜が生まれると思わせてくれる。
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