けーご

夜が明けるまでのけーごのレビュー・感想・評価

夜が明けるまで(2017年製作の映画)
3.5
お互い独り身になったルイスとアディー。アディーは「時々うちで寝てほしい」と頼む。それは一人の夜という孤独を乗り切るための提案。同じ時間を過ごす中で過去を語り合うと次第に気持ちが変わっていく。--

お互いにパートナーをなくして一人で生活しているルイスとアディー。ルイスはカフェで仲間と世間話をしているがアディーはそうではない。孫がいるが息子夫婦の仲は良くない。そんな息子を心配する母親として祖母として、そして一人の女性として生きるアディーは強い女性だと感じた。

ルイスとアディーがともに過ごす時間の中でお互いを愛おしく思う様子が伝わってきて、こんな愛の形もあるのかと思った。

自分も一人暮らしだけど、自分が感じる「寂しい」とは全然別物なんだろうな。人生を重ねると色々な経験をするね。
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