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二人の女のsonozyのレビュー・感想・評価

二人の女(1980年製作の映画)
4.0
アラサーの二人、幼なじみのヘレン(ドミニク・サンダ)とルーシー(ジェラルディン・チャップリン)。
子供二人と夫と暮らし子供向けの本を書いているヘレンの元に、彼の元を出てきたと涙するルーシーがやってくる。

ヘレンも遊んでる風の夫に嫌気している面もありつつ、夏の別荘の候補探しにルーシーと二人、車でプロヴァンスへ向かう。

ホテルの部屋、ベッド、庭、街、カフェ…夏の南仏での穏やかな時間。
二人は、美しい美乳姿も魅せつつ、幼い頃や若い頃の性の目覚め、恐怖体験や、妄想話を語り、じゃれ合い、時に感情的になる。

原題/英題は『Le voyage en douce / Sentimental Journey』。
二人の”穏やかな時間/感傷的な時間”が流れる旅。

二人がそれぞれ語る性的体験&妄想話が見どころですが、お互い性の目覚めは女性。二人の百合的な空気感も漂ってます。

脇毛剃らない派のヘレン(ドミニク・サンダ)が素敵。
※結局ルーシーに剃ってもらいますが。
朝食を部屋に運んできた青年を弄ぶシーン。ヘレンが指導しつつルーシーとキスさせるのも。

ルーシーの恐怖体験が穏やかな風景をバックに再現音声で流れる演出にはちょっと違和感。
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