ニカイドウ

映画ドラえもん のび太の宝島のニカイドウのレビュー・感想・評価

5.0
俺はこの作品が好きです。
冒頭で描かれる変わらない「ドラえもん」の世界。
いつも通りの日常。いつも通りのジャイアン達とのやりとり。すがるのび太に甘いドラえもん。こういう時に運を使ってしまうのび太。何とは言えへんけどしずかちゃんのお決まりのやつ。笑
声が変わったとしても、俺が観てた頃のドラえもんと何ら変わらない彼らの日常。そこから自然に映画スケールへ。
そこが良い。
そして、星野源の主題歌「ドラえもん」の歌詞のように、何者でもないのび太達が世界を救う。
あの日「ドラえもん」を観ていた僕らは、「ドラえもん」から離れて……。
時が流れて再び「ドラえもん」に辿り着く。
あの日と変わらない「ドラえもん」に出会えた事を喜ぶ。
あの頃から時が流れた分、父と子の物語に涙脆くなってしまっている自分に気付かされる。
そして、のび太達……子供達の未来に希望を見い出す。
そんな映画……かな?
あとは、映画館で子供がドラえもんの海賊帽子を買ったんよ。
現実の懐かしい思い出もプラスされてる。笑
そして、星野源の「ドラえもん」はアニメ版の主題歌に…。
聴いた時に思い出す。『映画ドラえもん のび太の宝島』を。
ニカイドウ

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