BUSSAN

囚われた国家のBUSSANのレビュー・感想・評価

囚われた国家(2019年製作の映画)
4.0
【※注意:ガンダムは活躍しません】


地球外生命体に統治されたアメリカを舞台に、レジスタンスたちの徹底抗戦を描いた作品。

設定を聞いて、まずあの傑作エビ物語『第9地区』を思い浮かべたし、公開当時は何度も劇場に見に行こうと迷いましたが、チビるぐらい評価が低かったので断念しておりました。

この平均スコアの低さは、ド派手なSFアクションの期待を裏切ったことが原因かと予想されます。

本作はめちゃくちゃ地味な映画です。ぶっちゃけ僕も終盤近くまであくびしながら見てましたが、それどころではなくなり、最終的にはこのスコアです。

いい意味で期待を裏切ってくれました。

ハードルが下がっていたからこその満足感だったので、このレビューを読んだことは頭でも殴られて綺麗さっぱり忘れてから臨むことをお勧めします。(無理難題)

欲を言えば、もうちょっとレジスタンスの一人ひとりのキャラクターの深掘りがあれば良かったなと思います。

とは言え、本作は近未来を舞台にしつつも、かつて世界のどこかで圧倒的な権力による支配に抗った人類の歴史の1ページを切り取ったかのように素晴らしい作品だと思います。



以下、ネタバレありの感想


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冒頭からがっつりエイリアンが登場しましたが、エイリアンの姿は最後まで見せない方が個人的には良かったかなぁと思います。

得体の知らない敵に支配され従う人間(警察)と、エジスタンスという対立の方が盛り上がったかな。

にしても、最後の盛り上がりは凄まじかったなぁ。
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