ケンタロー

囚われた国家のケンタローのレビュー・感想・評価

囚われた国家(2019年製作の映画)
2.5
雰囲気マシマシ、キャラ弱め、ジョン・グッドマン多め。

はたして、ウニ星人は強いのか?賢いのか?その疑問が終始付き纏う、エイリアン侵略物語。

設定を細部まで詰めない(予算都合で詰められない)ことを逆手に取って、それなりの雰囲気と効果は生み出せている。がしかし、統治者たるウニ星人の統治の仕方と知能レベルが比例してないように感じてしまう雑念…。

また、ストーリーを牽引するのが、弟なのか?兄なのか?と、思いきや、ジョン・グッドマン頼みなのね…という、ちょっとした落胆。

監視社会、格差、人種差別問題と抗議活動、暴動など、現代アメリカに対しての風刺も感じられるレジスタンスムービー。