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マクラーレン ~F1に魅せられた男~のpetrolcatのレビュー・感想・評価

4.0
お茶目で純粋そして偉業をさらっとこなしてしまう天才ブルース・マクラーレンと、若くして仲間と異国の地でレースコンストラクターを立ち上げるわくわくするドキュメンタリー。

最後は悲しかったが、マクラーレンが仲間を亡くした時に言っていた「限界に挑戦して死んだならそれは偉大なことだ、命の長短ではなく遺した足跡にこそ価値があり評価される」という趣旨の言葉を思い出して、イギリスの低迷期を乗り越え今もなおレースや量産で輝かしい結果を残し続けているマクラーレン社としての強さにマクラーレンの意志が今も生き続けていることを感じて前向きな気持ちになれた。

個人的にはフォードvフェラーリのスピンオフとして彼を題材にした映画を作って欲しいなと思った。
それくらい彼のファンになれるドキュメンタリー作品。
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