グルポル

偽りの忠誠 ナチスが愛した女のグルポルのレビュー・感想・評価

3.5
フィクション映画ではあったが、当時の時代背景の芯をとらえた恋愛映画でした。うまく逃れることはできないと思い鑑賞していたので、簡単にハッピーエンドになったのであっけらかんでした。当時このような恋愛をしてしまったら命は無いように思いますが後味が悪いよりかはいいので良しとします…そのせいか全く感情移入できずに涙さえも出ませんでした。この時代の恋愛映画というものだけを監督は作成したかったのでしょうか、何だか物足りなさを感じてしまいましたが、ナチス党の大尉の「偽りの忠誠」には心ぐるしいものがありました、フィクション映画だとしてもこの感情はノンフィクションであり、似たような恋愛をしていた方は当時にも存在していたと思うので本当に奥が深く悲しい時代だということは感じ取ることができま。総合的に少し軽くて薄い内容です。この時代の恋愛映画で重さを求める場合はローズの秘密の頁などがおすすめです。


近作品では冒頭から、 リリー・ジェームズ の大胆な演技には驚かされました。また、ユダヤ人役らしい奥ゆかしく聡明な女性を堅実に再現できていてとても美しかったです。彼女はシンデレラ、ベイビードライバーなどでかわいらしい女性として出演されていることが多かったためギョップがすごく良く、彼女の女優としての魅力を垣間見れました。あと、第二次世界大戦物の映画でウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男にも出演されているので是非気になる方はチェックしてください!


リリー・ジェームズ と比例してジェイ・コートニーの肉体美も素晴らしかった。彼の俳優としての技量はあまり知らないのですが今後模索していきたいと思います。素敵なオーストラリア俳優ですね(^▽^)/
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