堀貴秀さんお1人で全てを手がけた作品だと公開当時から有名だったので、やっとの思いで鑑賞。
まずは、7年を経て1からすべてご自身で作り上げた堀さんに称賛の意を示します。
まさしく退廃的の具現化で、いかにも世界の終焉のその先のよう。それに加えて、エヴァの使徒みたいなやつがいっぱいいる。観たのが今で良かった、昔に観ていたら間違いなくトラウマ確定でしょう。
危害を加えてくる敵はいないけれど、不死で死ぬことができない人間。
有限の命だけれど、危害を加えてくる敵がそこらじゅうに潜んでいるマリガン。
主人公は終盤で、「今のほう(=地下での生活)が生きてるって実感が湧く」と呟くが、果たしてどちらが幸せなんだろう。