3DCG技術の進化で、観る機会がほとんどなくなって久しいストップモーション・アニメーション。7年というとてつもない時間と労力をかけて1時間半強の作品を2017年に公開させ、続編が2025年に公開予定とのこと。3部作とのことなので全作公開には2032年までかかるということかしら？
ストップモーション・アニメーションは、被写体を少し動かす毎に撮影し、それらを繋げることで動いているように見せる技法なんだそう。昔やってたパラパラ漫画の立体版なんですね。本作オフィシャルWebサイトのメイキング映像観たら、キャラクターを6歩動かすだけで2時間かかるとのこと。
しかも、それをほとんど1人で作るんだから時間かかるわけですよね。本作のエンドロールみると監督、原案、キャラクターデザイン、撮影、照明、音楽の全部が同一人物（堀貴秀）なのですごい。
独特の世界観は感じられますし、独学で学んだとは思えないクオリティで楽しみましたが、脚本家、演出家、声優などの専門家が加わったらもっと見応えのある作品になるんだろうなー、とも思いました。2032年まで待つのも辛いし。
