Yuna

累 かさねのYunaのネタバレレビュー・内容・結末

累 かさね(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

芳根ちゃん…、だいすき(T ^ T)
太鳳ちゃんのサロメの舞が圧巻、すごすぎ。見惚れる。
ナイフを持って、「自分自身でいられるんだったら醜い姿だって構わない」と言うニナの台詞が全てかな。烏合さんは本当の累を見抜いていたのに、彼女は出世欲から自分を認めてくれる彼を手放してしまった。ここ辺りから累が狂ってくる気がする。眠るニナのお手入れをする累、完全にニナの顔を自分のモノだと思っているようで恐ろしい。芳根ちゃんのくりくりな黒目に生気がなくてすげえです…。みんな綺麗な顔は羨ましいと思うけれど。わたしだったらどうでしょうね〜、整形すりゃあいい、なんて野暮なことは言わないとして。別人になるってことは、いままで築いてきた人間関係が全部崩れて。友だちを見かけてもどちら様?みたいな状態になって。嫌すぎる〜〜!これが普通の感情なのでは。アイデンティティが確立されている人ほど、自分という存在に愛着や誇りがあるはず。真っ直ぐに努力して生きてきた過程があれば、交換したいとはならないんじゃないの。最終的に、累が自分を返して欲しいと思うような展開に期待していましたが…、原作も読んでみようかな〜。
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