GaPTooth

おかしなドラマのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

おかしなドラマ(1937年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

パンフレットのスタッフ欄より
原作:J・ストアラー・クラウストン
台詞:ジャック・プレヴェール
脚色:ジャック・プレヴェール
音楽:モーリス・ジョベール

いつの時代も『群集心理』の力は強大。
カリカチュアライズされた芸達者な俳優たちによる喜劇。

ウェストミンスター弁論会館。
ロンドンのソーパー・ベッドフォード司教が大衆の幸福をテーマに、小説『完全なる犯罪』を「自由奔放で不道徳で下品な小説だ」として作者のフェリクス・シャペルを糾弾。
観客席はガラガラでステージ上に居る人の方が数が多い。

そこへ遅れて入って来たのは、高名な植物学者アーウィン・モリニュー。
この植物学者モリニューこそ!シャペルその人!

司教に真実を隠して誤魔化したことから、妻を殺害したのでは?!(実は死んではいない)という容疑がかけられて、スコットランドヤードからブレイ主任警部が着任。起きてもいない事件の捜査が始まり、牛乳屋のビリーが共犯者として逮捕される。「ロンドンで殺人事件!」と新聞報道もされて人々の噂の的に(笑)もう隠れるしかないよね(笑)

そんなモリニューのところへ、シャペル宛ての執筆依頼が届き、大金に目が眩んだ妻に強く勧められたモリニューはシャペルとして自宅へ戻り記事を書くというややこしいことになる。

司教は司教で"見つかるとヤバい"プログラムをモリニュー家に忘れてしまい万事休す(笑)遂にはスコットランド人に変装(笑)してモリニュー宅へ探し忍び込む。目茶苦茶怪しい( ¬ ω ¬ )から!即!逮捕(笑)

トッ散らかった話が綺麗な終幕に向かうきっかけとなった立役者は!ウィリアム・クランプス!(ジャン=ルイ・バロー)!

あぁー面白かった(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
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