あざらし

ハッピー・デス・デイのあざらしのレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)
3.7
「そういうの続けていると、取り返しのつかないことになると思う。」

大学のベルが鳴り響きます。
トリーシア:トリーはその音に起きそうでしたが、そこへ若い男性の声がしました。

ちょうどトリーの目覚まし時計のアラームが鳴り、今日が彼女の誕生日だと知らせます。

昨日は羽目を外して、名前も知らない筈のカーターの部屋に泊まってしまったようでした。

トリーは最悪の気分で校内を歩きます。彼女はソロリティで美人なので人気者ですが、とてもお高く止まっています。

人の親切にも答えようとせず、心配するルームメイトの忠告にも耳を貸しません。

そんな誕生日のある夜、トンネル内にバースデイソングのオルゴールが鳴ります。仲間たちのお祝いかと近づき、背後を振り返ると…

何度も殺されますが、タイムスリップをして誕生日をやり直すストーリーです。
ループをして誕生日をやり直す内に、少しずつ状況が変わって行きます。

ループだからと言って、毎回何もなかったことには出来ず、身体はどんどん辛くなって来ます。

バタフライ・シリーズを考えると、ストーリー的には目新しくはないのですが、タイムスリップや殺人鬼などの要素が、複数合わさると、こう面白くなるのだと教えてくれた映画です。

後味の良いホラー映画です。ありきたりかもしれませんが、面白い一本だと思います。

さて、トリーは殺人鬼から逃げられるのでしょうか。

「次は必ず、トドメを刺すよ。」
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