「そういうの続けていると、取り返しのつかないことになると思う。」
大学のベルが鳴り響きます。
トリーシア:トリーはその音に起きそうでしたが、そこへ若い男性の声がしました。
ちょうどトリーの目覚まし時計のアラームが鳴り、今日が彼女の誕生日だと知らせます。
昨日は羽目を外して、名前も知らない筈のカーターの部屋に泊まってしまったようでした。
トリーは最悪の気分で校内を歩きます。彼女はソロリティで美人なので人気者ですが、とてもお高く止まっています。
人の親切にも答えようとせず、心配するルームメイトの忠告にも耳を貸しません。
そんな誕生日のある夜、トンネル内にバースデイソングのオルゴールが鳴ります。仲間たちのお祝いかと近づき、背後を振り返ると…
何度も殺されますが、タイムスリップをして誕生日をやり直すストーリーです。
ループをして誕生日をやり直す内に、少しずつ状況が変わって行きます。
ループだからと言って、毎回何もなかったことには出来ず、身体はどんどん辛くなって来ます。
バタフライ・シリーズを考えると、ストーリー的には目新しくはないのですが、タイムスリップや殺人鬼などの要素が、複数合わさると、こう面白くなるのだと教えてくれた映画です。
後味の良いホラー映画です。ありきたりかもしれませんが、面白い一本だと思います。
さて、トリーは殺人鬼から逃げられるのでしょうか。
「次は必ず、トドメを刺すよ。」