今日は残りの人生の最初の日。
ホラー映画かと思って鑑賞したら、ループものでした。
あらすじとしては、主人公のツリーが、誕生日に殺されるが、なぜか当日の朝に戻ってしまうというシンプルなもの。何度もツリーの誕生日を見ることになりますが、彼女のリアクションに変化があり、飽きることはありませんでした。
ホラーとして評価すると、マスクを被った犯人に追い詰められる恐怖は薄かった。ツリーは何度も殺されるんですが、残酷な描写はなく、誰でも鑑賞することができる作りとなっています。
そもそも主人公のツリーが、ビッチであり、あまりお近づきになりたくない人間。そんな彼女がループを繰り返すことにより、自分と向き合い、他人と向き合う姿に成長を感じました。どんどんと応援したくなるような女性を演じたジェシカ・ローテ氏の演技は見事でした。
結末としては意外な人物であったし、驚くような演出もあり、最後まで飽きずに観ることができた作品でした。
続きも評判が高いようなので、早めに観賞しようと思います。