ひか

ハッピー・デス・デイのひかのレビュー・感想・評価

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)
3.8
ビッチな女子大生が何度も殺されながら更正していく物語

爽快なホラーを見たい人におすすめ。

序盤は意味が分からないくらい主人公の性格が悪い。
人の男を奪い、同僚を無視し、誕生日ケーキも床に投げ捨て、恨みでもあるのかと言うほど人に当たり散らしていて、素直に「性悪女」だった。

自分が殺される原因について考える時は、日頃の行いが悪いせいだと反省し、がっつりアイメイクをどろどろに溶かして目の周りがパンダになるほど泣きはらす。
素直で直情的な性格が垣間見えて憎めない。

ただ、仮面に襲われると持ち前のガッツで一度は返り討ちにする。この女、ただではすまない。

毎日がループすることをいいことに、裸でキャンパス内を闊歩したり、追い詰められたらリベンジのために自死したり、たまには人助けをしたり、、、
彼女なりに楽しみを見つけながら立ち向かう姿が面白い。
ひか

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