ベイ二朗の下僕

祈りの幕が下りる時のベイ二朗の下僕のネタバレレビュー・内容・結末

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます

シリーズだとは知らずいや誰!ってところがちょいちょいあり。看護師?さんとか。

まず言いたいのは地味にグロがあります。
ご遺体なんですが、かなり…。

東野圭吾さん…本当に重い。観終わった後も心が重い。
ミステリーとしては何となく犯人がわかりましたが、
そう繋がってるのね!と。

父と娘の境遇には同情してしまいました。
ただ違和感もあり。

数十年前の友達の亡くなった筈の父親を沢山人がいる中で気が付くのがすごい。何処かで見たかな?位ならわかるけど。
丁度、目を離した所だったので理由が出てたのかもしれませんが、なんで異常性愛者の車に行ったの…。
(あぁいう手を出すタイプの奴は社会的に抹殺したい)

異常性愛者と先生の遺体は見つかってないのか。
後、避妊はちゃんとしろ。なんなの?

彼等にとっては命を軽んじてると感じてしまいました。
娘は最初のは正当防衛かと思いますが
父親は娘の為にと二人殺めてしまう。
脅迫されてたとかでは無く自分を知っている人に見つかったから。んー。

最終的には娘が父親を絞殺する。
先生を父親が殺したと告白したからカッとなって
では無く、過去に焼身自殺は嫌だからと
それを受け入れる父親。
「いや、もういいよ」とならないかな娘。
父親も娘を守る為に今まで生きてきたのに納得するのもおかしい。本当に殺人犯にしてしまったのだから。

色々な意味で重い。

因みに、腐乱遺体のあった部屋って父親が住んでたんですよね??あのホームレス小屋は誰の?
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