祈りの幕が下りる時のnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

同一人物の犯行が疑われる二つの殺人事件と16年前に病死した刑事の母親に思わぬ繋がりが…という話。なんかいろいろすっ飛ばしてるな？と思ったらシリーズ物の一編だった。しかも最新作を見たのか。しまった。まあいいや。ミッチーが出ててラッキー。
ついつい自分でもいろいろ推理しちゃうんだけど見事にハズれてて驚きの連続でした。
脅迫されたと思われる描写のあった押谷道子はともかく、苗村先生を殺したのは父親の暴走に思えてしまうんだけど、そこまでさせるような会話があったのかなあ？それによって父親の印象も大きく変わるのですが。
浅居忠雄にとって恋人の存在は支えになっていただろうし、罪は消せないとはいえ加賀恭一郎の母親が生きてたらそれなりに幸せに暮らしていたのかな…と思うけど苗村先生を殺した時点では生きてたよね？やっぱダメか。
娘が大好きな父親を殺すなんてこんな悲しいことがあるかと思うけど「自分のせいで苦しんだ父親を楽にするのは自分だ」という責任感からの行動だったんだろうな。
クレジットに濱正悟の名前を見つけて警察官が一堂に会する会議室から発見を試みたけど無理でした。