このレビューはネタバレを含みます
法律をよく知らないけど、最終的に殺します死にますという覚悟があるなら、もっと別のよりよい選択肢があっただろうと思うんだが。あそこまでいく前なら無数にあったし、最後の切羽詰まった状況でも他の選択肢はあっただろう。
父はカードを使い切ったが、娘にカードはまだあった。
あと不思議なのが、日頃そんなに存在を知られないよう神経張り巡らせてたんなら、
明治座の件はバッティング避けたり、可能性を考慮して事前に対策練ってなかったのか。有名になれば知らん友達、知らん親戚と名乗る人々が来ると懸念される中、
声掛けてきたのが(=殺したのが)1人だけで済んでよかったですね、と脇の甘さに驚いた。
それで気付いたが、今までのリスクジャッジは常に父親だったんだろう。それが初舞台みたさにリスクを冒し、空いた穴をフォローする人がいなかったということかな。
(それにしても声かけただけで殺される2人は無念過ぎ。しかも1人は腐乱死体。)
親の心子知らず、がテーマなんですかね。
TVサスペンス臭がしたが俳優がよかった。