マッサージ屋

祈りの幕が下りる時のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)
5.0
原作未読。
『新参者』シリーズ最終作。

阿部寛演じる加賀恭一郎の母親の最期の地となった仙台から話は始まります。
その母親の話と腐乱死体の事件がどう繋がっていくのか?
まるでパズルを完成させるかのような展開に終始スクリーンに集中してました。

そして事件の真相が明らかになる終盤は涙腺決壊でした(涙)
泣けるとは聞いてましたが…。
こんな切ない動機の殺人とは…。
まぁ、このシリーズは基本的にそんな人情モノなんですけど。
今作の親子の絆はもう何とも言えなくなるほど苦しいものです。

加賀恭一郎が日本橋にこだわったのかも明らかにされスッキリ。
エンドロールにテレビドラマ版で出演されていた方も登場。
完全に忘れてましたけど。
しかし黒木メイサは登場せず!(笑)

とりあえず素晴らしい完結編でした。

【TOHOシネマズ モレラ岐阜】