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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章 純愛編のakeyoshiのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

古代が波動砲を撃つか否かで葛藤する盛り上がる場面が序盤にきたためか、後半はスピード感あふれるテンポの良い展開とは言えず、物語構成的にも苦しい流れ。
その代わりというわけでもないのだが、今後へ向けての伏線大会となった印象があった。
また2199においてガミラスが健在だったので、2202ではその存在をどう描くか難しくなっている印象を受ける。ガミラス本星は今どうなっているのか?デイッツ提督の航宙艦隊は?など一切触れられていない。
せめて、国家再建途上で地球にまで気を回す余力がないとか、ゲリラの掃討に力を割いているなどの描写があったら、話としてもリアリティが増した様に思う。
古代進と森雪が各々に示す愛の深さ自体は尊いのだが、話の展開が唐突過ぎた様にも思った。
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