2019年 114本目
ベルギーの首相が家族を人質に取られてアメリカ大統領を射殺する？何とも荒唐無稽というかぶっ飛び過ぎな設定なので全てがファンタジーだと思わないとやってられませんけど、設定を許容出来ると楽しい。
ともかく、アメリカ大統領を殺害する事なんてオズワルドさん以外には無理なんですよ！じゃあ首脳会談で会うベルギー首相にやらせりゃ良いんじゃないの？という発想を思いついた黒幕ヤベぇ。
ともかくこの組織が凄いんです！あの人も？この人も？そんな事まで出来るの？ハイテク過ぎィィ〜！組織の人脈凄過ぎィィ〜！毎回思うのですがそんなに凄いんならお前ら自分でやれよ！
ですが今作の黒幕には「自分でも勿論やれるぜ？だが敢えてベルギーの首相のお前にやらせる事に意味があるんだよ〜！」っていうマヂキチ思想があるのでブレません。
2時間の映画なのですが、アメリカの連ドラ「スキャンダル」並みにジェットコースターみたいな展開なので楽しめます。ただし、あまりにも荒唐無稽で現実無視なのでそこを許容出来るかどうか。
大事な国賓との食事会や大切な会議の最中に首相や首相夫人が凄く不安そうな顔しながら長い間席を開けすぎたりするので、絶対周りの人から「首相トイレ長過ぎない？あら奥さんまで？もしかして下痢かしら？家族で食中毒なのかしら？」と思われるに違いない。
