フジタジュンコ

ケージ・ダイブのフジタジュンコのレビュー・感想・評価

ケージ・ダイブ(2017年製作の映画)
1.8
サメ映画には珍しい(?)POV。

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に大いにインスパイアされたと思われますが(まんまなシーンも出てくる)、POVならではの臨場感や緊迫感もなく、さらに登場人物が全員クソなので、早く食われてしまえ!と願うものの、ケージ・ダイブする3日前からの映像がリプレイされるので、30分以上ビッチと穴兄弟のホームビデオを見せられるという地獄が待っています。

海に投げ出されたあと、やっとサメが襲ってきてくれるのですが、それでもまだ生き残った3人の口喧嘩とトンチキ行動が延々とつづきます。最終的にはサメに食われますが、そのシーンもきちんと映されていないので、あまり爽快感はありませんでした。

いちおう設定上はこのクソどもの残したビデオ、ということになっているんですが、ところどころ陽気な音楽が流れるのに笑ってしまいました。誰が編集したんや!w