「サメの恐怖が感じられない」
フェイクドキュメンタリー映画。
ほぼ手持ちビデオカメラでの撮影風。
実際に行われているケージダイブというサメを見る、感じるためのアクティビティをモチーフにしているのにそこが全然生かされていない。
ケージ自体をすぐ壊さずに、中に入ったままサメに攻撃されるといったケージを使った見せ場があったのでは?と感じた。
サメも見せ方が下手で全然怖くない。大型のホホジロザメのはずなのに巨大感や重量感を感じないため小さいサメが群がっているようにしか見えない。
ストーリーが男女の三角関係に重きを置かれていて、サメや大海原に投げ出されたという緊張感や恐怖感がいまいち伝わってこない。
これならバカに振り切ったB級サメ映画の方が楽しめた。星2.0