四郎兼定

桜桃の味の四郎兼定のレビュー・感想・評価

桜桃の味(1997年製作の映画)
5.0
世界はこんなふうに美しいし、ひとりの人間が自殺に至るほど空虚。それをただ景色として撮ってる。瓦礫と砂埃のシーンはセブンス・コンチネントの砂嵐に通ずるものがある。この男は、神は喪失しているが信仰は喪失できなかったんだろう。
脱輪のシーン一生忘れられないかもしれない。
四郎兼定

四郎兼定