ペイン

ニア・ダーク/月夜の出来事のペインのレビュー・感想・評価

4.5
女性映画監督二本立てその①

男泣かせの剛腕監督キャスリン・ビグロー御年71(若すぎ)の原点にして最高傑作か?

『地獄の逃避行』的ロードムービーの果ての愛、食人族、吸血鬼、人体発火…etc.色々とごった煮の怪作。荒削りではありながらも、新鋭(当時)によるまさしく純度高き“アメリカ映画”を観たなという感覚。ティモシャラの『ボーンズ・アンド・オール』(未見)はかなり本作に近しい匂いがする。

撮影はサミュエル・フラーの名作『最前線物語』や、『ターミネーター1&2』のアダム・グリーンバーグ。
ペイン

ペイン