てれ

サタン 〜悪魔の通り道〜のてれのレビュー・感想・評価

サタン 〜悪魔の通り道〜(2011年製作の映画)
3.4
若気の至りが行き過ぎた結果こうなっちゃいました~みたいな雰囲気で恐ろしかった。

「ラームとリーラ」(2013)でリーラの常軌を逸した頭の従兄を演じていた個性派俳優のグルシャン・デーヴァイヤー、「マルガリータで乾杯を!」で主人公を演じた演技派女優のカルキ・ケクランが好きなので彼らの共演って絶対面白いじゃんってことで観ました。

精神病の母を亡くし自らも心を病む少女エイミーにカルキ、超陽気だけどその分カッとなりやすい恐ろしさを秘めている青年KCにグルシャンと、鬼気迫る演技を見せてくれて良かったです。
そう、彼らだけでなく皆出演者の演技は本当に良すぎるくらいなんですよ。
ストーリーがもうお腹いっぱい…となるのがネックでした。バイオレンスにバイオレンスが重なって血祭り状態。くどいかな…と思ったり。
若いって危険なんだな。マジでこんなふうになりたくない。戒めの映画。
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