好きだから贔屓目もあるんですが、ウェズリー・スナイプスはやはり存在感があります。胡散臭さと変人感は抜群に醸し出していて良い。
ただストーカーのように監視するシーンが殆どで、期待していたアクションシーンも無いのでスナイプスである必要性は疑問。最後まで変人扱いだし…。
ホラー映画で定番のバカンスに来た軽いノリの男女の若者の方が画面に映る割合が多いので、スナイプスが主人公というのは違う気がします。(クレジットもandが付いていたしゲスト出演か？)
この若者達がまたしょうもない…大口叩いていた刺青男が一番テンパってしでかすし…。異星人やスナイプスはほっといて自分達だけで大騒ぎしている…。
ストーリーは規模が極小の「スカイライン 征服」みたいな感じでした。一体異星人は何がしたいのか意味不明…。異星人と全面戦争する訳でもなく…結局は若者がパニクっただけの印象しか残りません。この映画も唐突な打ち切りエンドみたいな結末でスッキリしない。最近のB級SF映画はこういうあとは観客の想像におまかせみたいなのが流行りなのか？製作者の怠慢だと思うが…。
ウェズリー・スナイプス目当てでアクションを期待して見ると大火傷しますのでご注意。異星人関連のSFスリラーが好きな方はそれなりに楽しめるかも知れません。自分は面白いとは思えませんでした(´・ω・`)
