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クワイエット・プレイスのMubaoMasatoのレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
3.6
『人が殺されても、赤ん坊が産まれても、絶対に喋るな。あいつが来る。』
この言葉を表現した、クワイエット・プレイス。
それでは、あらすじいきましょう。

あらすじは、宇宙からの侵略を受けた地球。沢山の人々は死に、国も崩壊し、人類滅亡の危機に瀕した。
侵略した怪物は音に敏感であり、僅かな物音で察知し、人を殺す。
そこで生きていく家族を焦点に当てた映画である。

この作品は、もっと情報が欲しいと感じますね。
まず、何故侵略を受けたのか?や何故音に敏感なのか?やこの家族以外には、どのような人が生きているのか?と、この作品に至るまでの、情報が少な過ぎて、その情報が好物な自分には何か腑には落ちませんでした。

内容としては、序盤は静寂に包まれて、人の伝達手段や、怪物の姿。
中盤は、怪物が訪れて一年後の世界で生きる家族の強さと怪物との戦いが繰り広げられます。
終盤は、怪物との決着で終わります。

まず、序盤は静寂に包まれたなかで、どのように人に言葉を伝えるのかは、手話で伝えました。
成る程なー。文字を書くなら、音が入るし、喋るなんかもっての他なので、手話があって本当に良かったなーと感じました。
そして、音を出さないために、裸足で歩く等。こうしてみると世界は音に包まれており、音を失くすことは不可能に近いと感じました。

中盤は、妻に子供ができており、まずどうやって性交したのか?と素直に疑問を感じました。普通は、音や声が出るはずなのですが、押さえながら性交したのかもしくは大きな滝の近くで音を遮りながらしたのかこの二つだと考えました。
そして、一年経つと、農業を形成したり、家を作ったりして人間の進歩は計り知れないと感じました。
また、娘は耳に病気があり、お父さんが補聴器みたいなのを自作している姿は刺さりましたね。娘は序盤の負の鎖を抱えているところも、今回の映画のキャラとして良い対比関係でした。

そして、終盤は奥さんの子供が産まれることと、夫と子供達が助けに行き、怪物との抗戦は良かったですね。
最後の、奥さんと娘VS怪物の戦いは滅茶苦茶良かったです。
特に奥さんがショットガン構えるシーンは、身震いしました。
そして、確実に2作品目は、この作品の続きから始まるので、確実に観た方が良いですね。二作品目の方が、面白いという意見が多いので、楽しみにしてます。
クワイエット・プレイスお勧めです。
#クワイエットプレイス
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