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クワイエット・プレイスのぉゅのレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
3.7
2022年 鑑賞 22-46-04
BSテレ東 シネマクラッシュ(吹替) にて
「13時間 ベンガジの秘密の兵士」「デトロイト」等の主演で知られる、「最高の家族の見つけかた」等のジョン・クラシンスキー監督・主演の、地球外からやって来た捕食力が強く、眼がまったく見えないかわりに極めて鋭敏な聴覚を持ち、かすかな音をたてただけでも反応し殺されてしまう怪物に支配された世界で、怪物に見つからないよう音をたてずに暮らさざるを得なくなったリー(ジョン・クラシンスキーさん) イヴリン(エミリー・ブラントさん)夫婦の家族を描いた作品。
’21年にシリーズ2作目が公開され、3作目の製作も決定している。

ー クリフハンガーの効いた1作目 ー
昨今の2大巨頭のサイレント系スリラー作品の2作目。「ドント・ブリーズ」はキモ最強ジジイのハラハラスリラーだった。今回は?スリラーホラー?スリラー冒険モノ?某映画系動画ではアトラクションと言っていたが...

設定は凄いいいが、映画として成立する?って思ったが、なかなかいいっ!アイディア勝ち!ロケットの絵、「ロケットに乗って逃げたい」という手話... 子どもは音の出るおもちゃを目にすると誘惑に
負けるだろうと容易に想像出来たが、一瞬だったが恐怖... そこからは大きな音のない何気ない日常の風景だが、あれはセーフ?これもセーフ?なんかやらかしそうって、心で思いながら鑑賞してた。

音を立てないように、砂を敷いたり、床にテープ貼ったり、布で作った手作りすごろくなど、凄い生きるための知恵に特化した生き方や、互いにイヤホンで音楽聞きながら、夫婦で向かい合わせのちょっとしたダンスシーンが胸を打つ。が...

突然の音や、アクシデントにビクッ!となる!
「近づくな」、老人、●●したおばあさん、しっー!のポーズ、「あーーーーっ」の声... ここから始まる展開に戦慄が!

クリーチャー/怪物の全体像はよく見えないが、確かに存在する気持ち悪さ!あのキーーーンという音も不快で堪らない!

“(手話)お前を愛している ずっと変わらずに愛している”
「うぁぁぁーーーー」で感じる父の愛。父リーと娘リーガン(ミリセント・シモンズさん)との雪解けが、悲しい... でも、続く恐怖と生きようとする力を感じるイヴリンと3人の子どもたち。追い詰められた娘の発想力と、母の思い切ったあの音。結局ここ?ってなるが、続編期待出来るラストの展開に、にんまり出来る。賛否あるとは思うが、私は満足だった。謎と、少しの回収と、これからの期待が詰まった90分だった。でも、あのクリーチャーは、(いい意味で)超気持ち悪かった!

余談1:いつの間に小作りしてたの?

余談2:作中の夫婦はリアルの夫婦だそう。それも見所?

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