地球に侵略した視覚能力を持たない聴覚の発達したクリーチャーと５人の家族の物語です。
「物音を立ててはいけない」縛りのストーリー展開は登場人物と一緒に映画館で息を呑む疑似体験が出来る意味でのアトラクション的な面白味は味わえます。が残念ながら去年公開の「ドント・ブリーズ」から間隔が短く、新鮮味は全くありません。
比較をしても、相手が人間かクリーチャーかの違いしかなく、理由もわからず地球に侵略する（される）ストーリーに対して、最終的には「ドント・ブリーズ」のサイコじじいの方がそれらの行為に人情があります。またクリーチャーのデザインがダサいのも残念です。
シチュエーションホラーも過渡期に入り、アイデア勝負なのは理解できますが、この作品に見えるオチありきの構成は平凡以下の評価です。
