こぅ

不時着結婚のこぅのレビュー・感想・評価

不時着結婚(1948年製作の映画)
3.4
「運命の人じゃないとうまく行かないのよ
運命の人のフリはできない」

続いてヘンリー・C・ポッター監督による、
【ラヴ・コメ】。

主演2人のアニメキャラのOPから楽しいラヴコメが約束された‼︎とワクワクしたが、、
(本作の平均スコア高いな〜)

冒頭、
情緒不安定、心配性、優柔不断で精神科医からの言いつけで、家族の知り合いのヘンリーと愛の無い結婚(6回目)をしたディルウッド嬢(ジョーン・フォンテイン)。

断固拒否する妻を認めない夫
とホテルでの一悶着〜隣のマーヴ(ジェームズ・スチュワート)の部屋に助けを求めて転がり込む。

寝れないからと、強い睡眠薬を調達してあげて朝までグッスリープ。
効きすぎて起きない。強引に外へ連れ出した。
マーヴは、ペイン航空会社の社長でパイロットの仕事がある。
カリフォルニア行きの貨物便にシカゴまでという約束で仕方なく乗せる事に、、

明朗活発ジョーンは
魅力的キャラだが、ラヴコメのテンポ良く
ウキウキするような昂揚感は、ここまでがピーク。

5万$◯◯犯疑惑(容疑)、
燃料欠で、不時着パニック(この一連パートのクオリティは高い)、
助けてくれた親切家族との交流、、
ファーストショットの 都会的洗練 されたイメージから大分かけ離れて泥臭くなり、
破綻⁈とまではいかなくても2人をメインとしない サブエピソード 満載で、ドラマ色が強い。
個人的理想の ラヴコメ ド直球 から外れていった印象。
コメディリリーフ的サブキャラは活きていたが
(◯◯吸うチンパンジーも面白い)。

ロマンティックになるのは、75分頃だ。
が、翌日には、、


クライマックス〜締めにしても、
ディルウッドは◯の力で、、
結局マーヴは、、って印象も釈然としない。


人気絶頂期ジョーン・フォンテイン(31)のキュートな魅力は堪能出来る。
こぅ

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