地雷を踏んで足を動かせない、という設定が目新しくて気になっていた作品。
極限状態かつ砂漠での孤独という状態で、観ているこちらまで現実と妄想の境界が曖昧になる中で繰り広げられる展開が面白かった。
序盤での相棒の一挙手一投足が危なっかしくてヒヤヒヤした。
また、一人になってからのもどかしさが状況設定と相まってさらにもどかしいものに。笑
全体を通して「一歩」を踏み出す怖さと難しさをヒシヒシと伝わってきたと感じた。
ちょくちょく出てくる現地のおじさんの言葉を通して、今の自分を見つめ直す大切さとかにも気づくことができた。