このレビューはネタバレを含みます
大きな出来事が起きるわけでもなく、でも生活の中ではそのひとつひとつが大きな出来事。
この映画の前に見た『サイドカーに犬』でも国立が舞台で、まさかの2連続。
教え子のかえでちゃん、ちょっと苦手だと思ったし、よくない方向に物語が進むのか…?とも思ったけれど、結果何もなく、人懐っこくて、先生と食堂のおばさんと三人でいるとき楽しそうだった。
くまたろうは、私はちょっと苦手だった。なんとも。
結局、何が何だかよくわからず、ただ切なくノスタルジックな感じで終わったけれど、これからも初海の日々は続くのだよなあ とか考えてみたり。「3年経ったんだから」とか、「忘れて幸せになって」とかよくあるけれど、そんな簡単じゃないよね、きっと。
妙に片付いた部屋の机の上で、何か(手紙?)が燃えているシーンが気になった。