映画館で観てこそ今作は力を発揮する気がした作品。アクション映画として、きちんと作法を守りつつ、新たな展開を見せてくれて、楽しめた。
どうしても観て欲しい、とプレゼンを受け渋々鑑賞(笑
眠いまなこでうつらうつらしながら見ていたが、全貌が明らかになった瞬間眠気がなくなり、ラストまで面白さを維持してくれて満足した作品だった。
久々に王道アクション映画を観た気がする。
ジェラルド・バトラーさんとゲイリー・オールドマンさんがタッグを組んだ今作。
ロシアvsアメリカの戦争を止めるべく、海から陸からも攻める作戦はハラハラドキドキし緊迫感がある。
若干、潜水艦というのになれていない分(陸だと攻撃される場合、何時の方向、とか言うの、ああいうのは慣れている)話についていくのは大変だった。
ただ今作は珍しい仕掛けでストーリー展開が繰り広げられる。
アメリカがまさかの!?というあり得ない、フィクションならではの話が面白かった。
アメリカ側も「嫌々ですよ」なんて言っているあたり笑ってしまった。
潜水艦の静に対して、陸の動が活きていてとてもよかった。新人の狙撃カッコよかったね。
若干のご都合主義はあるが、それも王道アクション映画ではご愛嬌でしょう。
二時間あっという間で楽しかったけれど、今作は映画館向きだなぁ、と感じた。それって凄いことだと思う。
それだけ音、というのに特化した潜水艦映画だと思う。潜水艦ってリアルにこんな音だけならすっごい怖いんだけど。
お顔拝見したことのあるミカエル・ニクヴィストさんがいらしたが、亡くなられているみたいで悲しくなった。
ストーリー : ★★★★☆
映像 : ★★★☆☆
設定 : ★★★★☆
キャスト: ★★☆☆☆
メッセージ性 : ☆☆☆☆☆
感情移入・共感 : ☆☆☆☆☆
cc/そこは音だけが《見える》戦場