ヤスマサ

ハンターキラー 潜航せよのヤスマサのレビュー・感想・評価

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)
3.8
思いもよらない事態から、世界の危機を回避するために、ジョー・グラス艦長(ジェラルド・バトラー)が、攻撃型米軍原子力潜水艦“ハンターキラー”のアーカンソーを率いて奮闘するアクション。
ロシア海域近くのバレンツ海で、ロシア原子力潜水艦コーニクを追尾中に消息を絶ったアメリカ原子力潜水艦タンパ・ベイの捜索に向かった米原潜アーカンソーは、沈没した露原潜コーニクから生存者と艦長を救出し、事の経緯と真相を探る。

ロシア国内で起こった陰謀を、アメリカ軍が阻止するストーリー。
流石にアメリが軍がここまで介入することは無いだろうが、その前段階までは有り得る話し。
昔、ゴルバチョフ大統領が失脚した時も似たような状況だ。
映画では、ネイビーシールズの戦闘シーンはあるものの、潜水艦艦長であるジェラルド・バトラーのシーンは、ほぼほぼ潜水艦の中で、銃撃や格闘のシーンは無い。
とはいえ物足りなさは全く無く、迫る危機を機転と判断で切り抜ける様や物音ひとつ立てられない緊張感、漢気溢れる立ち振る舞いと見応え充分。
艦船団の迫力ある映像も見ものだ。
多少のあり得ない演出はあるものの、変に苛立たせるシーンなどなく、満足感のある作品。
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