だーすけ

ハンターキラー 潜航せよのだーすけのネタバレレビュー・内容・結末

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

観てないと思ったけど、再生してしばらくして気づいた。2回目だな、こりゃ。
過去に観たことを忘れてるってことは、、、

「沈黙の艦隊」を読んだのは、恐らく前回観た時と今回の間の期間なんだと思う。
別にあの漫画が全てなわけじゃないが、潜水艦同士の戦闘の基礎、みたいなことは割とあの漫画で学べたと思う。
すると、映画鑑賞中に「そりゃやっちゃだめだろー!」ってツッコミどころがわかる。
いくらお互いに疑心暗鬼の状態とは言え、そんな簡単に、上からの命令も無しに他国の潜水艦に魚雷撃って沈めちゃダメだよね。
あと、ジェラルド・バトラー演ずる艦長は、ロシアの魚雷から逃げるために味方の沈没艦を囮にするんだけど、そのつもりなら船員に伝えてあげないと。
ロシアの魚雷が囮に当たって爆発した時にその衝撃波でみんな吹っ飛んじゃったじゃん!

地上部隊も微妙だなー。いくらアメリカの潜水艦が沈められたとは言え、そんなに簡単にロシア領内で作戦行動取れるのか??
しかも港湾地帯に潜入するのに迷彩服を着る意味は??
そもそもどうやってロシア領内に潜入したんだ??今回は地上波だから潜入シーンはカットされちゃったのかなー。

ラストのアメリカ潜水艦vsロシア駆逐艦あたりのくだり、全然アメリカ潜水艦の戦闘技術で勝てたわけじゃないじゃん!!
たまたま捕虜にしたロシア潜水艦艦長が駆逐艦乗組員たちに尊敬されてたから回避できただけ、そこにアメリカ側の艦長は賭けるわけだけど、顔も知らない敵国の兵士の善意に自分の部下全員、ひいては第三次世界大戦が起きるか否かの命運を勝手に駆けちゃダメだろ!!
しかも、また自分の部下たちにはなーんも教えないし!!

脚本がバカばかしすぎる。
都合良すぎ。
こんな自分勝手で独りよがりの艦長なんて嫌でしょ。